リサイタルを終えて

人生初リサイタル、無事終演致しました!
お客様、関係者の皆様、友人、家族、
とにかく皆様に感謝です。

🍃

本番前に、配信担当の方からこんな話を伺いました。
人には、自分の為だけにみんなが集まってくれる場面が2回ある。
『結婚式』、それと『お葬式』。
演奏家にはもう一回チャンスがあって、
それが『リサイタル』。

まさにその通りだと実感致しました。

お世話になった方が、私の為に貴重な時間を割いて駆けつけてくれる。演奏を聴いてくれる。
恐縮だけど有り難くて、嬉し恥ずかし、この気持ちはなんだろうと思っていたのですが、この話を伺ってストンっと素直に納得してしまいました。

(本当は演奏以外のことでもドタバタしてた私を落ち着ける為に、聞かせてくださったお話だったのですが😅あなたは大人しく花嫁として集中してなさい!という。笑)

温かな時間でした。
ありがとうございました!

これからも精進して参ります!
リサイタルの練習、というのは思っていた以上に孤独な戦いでした。
普段はレッスンを受けに行ったりしますが、
今回は今まで教えていただいたこと、
積み重ねてきたことを生かして自分でよく考え、皆様に聞いていただきたいと思い、
一人、地道に作品と向き合ってきました。

4月に入り、ピアニストの宇根さんと合わせをしていただいて初めて、
「あ、一人じゃないんだ。宇根さんにお力をお借りして一緒に音楽を作っていくんだな😳」と、やっとこ気がつきました。お恥ずかしいです。

音楽面でも心理面でも支えて頂き、本番では音楽的な楽しいやり取りもさせて頂き、感謝ばかりです。本当にありがとうございました✨
当日調律師さんから伺った、
ピアノのお話も少し。

今回使用させていただいたsala MASAKAさんという(素敵な!)サロンには、『PETROF(ペトロフ)』というチェコのピアノが置いてあります。

あまり見かけないピアノですが、
素朴で土着的な、温かい音色のするピアノです。アンサンブルにもよく馴染む素晴らしい楽器です。
ファゴットとの相性もよく、とても心地よく演奏させて頂くことができました✨

ピアニストの宇根さんの小学校に古いPETROFが置いてあって、それが古すぎて古すぎて(笑)
PETROFというと、そのオンボロピアノなイメージが強かったそうなのですが…、
当日ピアノに触れて、すごく良い楽器でびっくりした!印象が変わった!とおっしゃっていました☺️

もし機会があれば是非、sala MASAKAさんのピアノの音色を聴きにいってみてください♪

最後にお知らせです。

ツイキャでは5/22(土) 23:59まで 

今回のリサイタルのアーカイブ配信をしております。チケットもまだご購入可能です。
今からでも聴いていただける方がいらっしゃいましたら是非、(終わった後に言うのは勇気が入りますが💦)ご視聴お願いいたします!

Mei Tonooka

ファゴット奏者 殿岡芽依 神奈川県葉山町生まれ コンサート情報に日々のこと。 リード制作も承ります。

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